CNDT2020で「ZOZOにおける
ID基盤のk8sへのリプレイスと
セキュリティの取り組み」の発表をメンバーとしました

Cloud Native Days Tokyo 2020 にて「ZOZOにおけるID基盤のk8sへのリプレイスとセキュリティの取り組み」というタイトルで現在業務で絶賛取り組んでいる ZOZOTOWN のリプレイスプロジェクトの紹介と、ID基盤のリプレイスの話をしてきました。

https://docs.google.com/presentation/d/1pplRYOYTPJh9XRNEf3Y8QS5kzddfIqiN5pqUQM2Tcoo/edit?usp=sharing

動画はこちらです。

更新系ワークロードのリプレイス方法や、また EKS でセキュリティ強度を上げるために取り組んだ内容など、自分たちのことながら非常に示唆に富んだ内容になっていると思っています。是非ご参照ください。

以降は、今回の発表の個人的な感想です。

私個人として今回の発表の一番の目玉は、私自身の発表というよりも、幣チームメンバーの亀井(亀ちゃん)に発表してもらったことです。ID基盤についての設計思想から何から整理して最高の発表資料を仕上げてくれました。私は軽くレビューをしただけで何もする必要がありませんでした。

元々ID基盤のインフラは、1年ほど前にオンプレ歴は長いがクラウドも Kubernetesも初心者だったEnKUMAと亀ちゃん、そして私とインダクターの4人で始動した紆余曲折ありながらも進めてきたプロジェクトでした。今となってはチーム規模も大きくなり、新卒メンバーもJOINしたりと大きく変わっていますが、当初はオンプレとクラウドネイティブアーキテクチャの考え方の違いを教える所からスタートし苦労もあったと思います。しかし、年下であるインダクターからも貪欲に学ぼうとする2人の姿勢は端からみていても感心できるものでしたし、新しい技術体系にしっかりキャッチアップできたのは2人に素直さがあったからだと思います。アンラーニング大事ですね。

この時のオンボーディングの話は、インダクターと EnKUMA の二人が同じく CNDT2020 で発表してくれているので、是非そちらもご参照ください。

クラウド初心者で Kubernetes 初心者だった亀ちゃんがここまで成長して、いまやこのID基盤という案件のリードを任せられているというのは非常に頼もしいです。EnKUMA も、横断して複数の案件を見て技術の横展開をしたり、こぼれそうな玉を拾ったり、いざとなった時に頼れるメンバーとしてバリバリ活躍してくれていて頼もしいです。自慢のメンバー達です。

リプレイスプロジェクトは、スキルチェンジも課題になるのが常なので、スキルチェンジに成功した2人がいるというのは全社的にも非常に重要で、今後もその流れを辿っていけるのではないかと期待されています。2人はその流れを先導する役割を今後担っていってくれることでしょう!今後も期待しています!

また、今回のようにチームメンバーに発表をしてもらって、そのっつ個人のプレゼンスというよりは、そのっつチームのプレゼンスを上げていこうと思っていて、どんどん発表機会を振っていくので引き続きよろしくお願いします! >幣2チームメンバー

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そのっつ (Naotoshi Seo)

CRuby, Fluentd, and Chainer committer. SRE, Specialist at ZOZO Technologies, Inc. ex-DeNA.