「スタッフエンジニア」の書評を書いた
日経BP様より、書評の依頼があり寄稿しました。
想像してたよりも、政治っぽいというか、社内ハックっぽい話が多かったことに驚きました。アメリカは日本以上に政治っぽいのかもしれないですね ^^;
- 経営陣からの認知度をあげる
- 上司を決して驚かせない
- 摩擦なく影響力を発揮する
一方で、それが現実だとも思います。シニアエンジニアの延長線上に参謀エンジニアへの道があると思ってしまっている方には特に刺さる内容ではないかと思います。
以下、内容の一部を引用します。
・スタッフエンジニアは、優れたシニアエンジニアという位置づけではない。スタッフのアーキタイプのどれかを満たすために昇進した者がスタッフエンジニア になるのである。
・年功などといったそれまでの昇進制度や評価基準は用いられず、場合によっては閉ざされた門の前で立ち往生をしているような気分になるだろう。
・キャリアアップの舵取りをずっと上司に委ねていたのだとしたら、ここからは自分でやれと突然言われることに戸惑いを覚えるかもしれない。
・その一方で、シニアエンジニアの先のキャリア設計について書いた本 はほとんど存在しない。本章はまさにこの「シニアの先」に焦点を当てる。
・決定が行われる “ 部屋 ” にあなたが入れないのは、おそらく正当な理由があるからなのだ。本章でそのような部屋に入って、そこにとどまりつづける方法を説明する。
・最後に、会社の中枢があなたという人物の存在を知らなければ、あなたがそれ以上昇進することはない。
・スタッフエンジニアとは、ただ仕事が早いシニアエンジニアではないのだ。